■ .iniファイルの説明 〜その3

続いて『情報の表示』の後半、HDDの空き容量や稼働時間の表示について説明します。
(ページ構成上わけてるだけで.iniファイルとしては分かれてるわけではありません)

情報の表示は先に説明した『表示する情報の取得』で揃えたデータを元にしますので、
.iniファイルの中で離れて記述していても密接に繋がっていることを忘れないでください。



;= HDD =========================================================

[MeterDiskFreeC.txt]
Meter=STRING
X=25
Y=70
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=LEFT
StringStyle=BOLD
AntiAlias=0
Prefix="C :"


[MeterDiskFreeC]
Meter=STRING
MeasureName=MeasureDiskSpaceC
X=117
Y=70
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=RIGHT
;StringStyle=BOLD
AntiAlias=0
AutoScale=1
Postfix="B"


  ここまででスキン上にCドライブの空き容量を表示させています。
  最初の[MeterDiskFreeC txt]は、容量の前に表示している「C:」の設定です。
  ここはただ単に「C:」という文字を表示しているだけです。

  ここも文字を表示するところなので二行目のように「Meter=STRING」と記述します。
  見ればなんとなくわかると思いますが、これは
  「C:という文字を表示。位置はX=25、Y=70。色は250,250,250で不透明度は255。
   フォントサイズは8。表示の基準は左側。太字。アンチエイリアスはオフ」という意味。

  位置や色、サイズ、アンチエイリアス(=0がオフ。=1がオン)などは好きにしてください。
  「StringStyle=」や「StringAlign=」についての説明も前述したので割愛します。

  その次に続く[MeterDiskFreeC]が空き容量表示の設定です。
  ここのMeasureName=MeasureDiskSpaceCがポイントですね。
  空き容量を取得したときの項目名[MeasureDiskSpaceC]を呼び出しています。

  前ページの説明が理解できていればここも問題ないでしょう。


[MeterDiskFreeD.txt]
Meter=STRING
X=124
Y=70
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=LEFT
StringStyle=BOLD
AntiAlias=0
Prefix="D :"

[MeterDiskFreeD]
Meter=STRING
MeasureName=MeasureDiskSpaceD
X=216
Y=70
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=RIGHT
;StringStyle=BOLD
AntiAlias=0
AutoScale=1
Postfix="B"


[MeterDiskFreeE.txt]
Meter=STRING
X=25
Y=87
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=LEFT
StringStyle=BOLD
AntiAlias=0
Prefix="E :"

[MeterDiskFreeE]
Meter=STRING
MeasureName=MeasureDiskSpaceE
X=117
Y=87
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=RIGHT
;StringStyle=BOLD
AntiAlias=0
AutoScale=1
Postfix="B"


  Dドライブ、Eドライブ‥‥の空き容量表示ですが、Cドライブと同様です。
  ドライブ名と呼び出すデータ、表示する場所をそれぞれ変えているだけです。


[UP1 txt]
Meter=STRING
X=122
Y=87
Prefix="○"
FontFace=Tahoma
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=9
StringAlign=LEFT
StringStyle=NORMAL
AntiAlias=1

[UP2 txt]
Meter=STRING
X=128
Y=87
Prefix="l"
FontFace=Tahoma
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=6
StringAlign=LEFT
StringStyle=BOLD
AntiAlias=1

[MeterUP]
Meter=STRING
MeasureName=MeasureUptime
X=216
Y=87
FontColor=250, 250, 250, 255
FontSize=8
StringAlign=RIGHT
;StringStyle=BOLD
AntiAlias=0


  ここでは稼働時間を表示させています。
  [UP1 txt][UP2 txt]で、稼働時間を意味してる(つもりw)の記号を成しています。
  電源ボタンに“丸に縦棒”の記号がついてますが、それを文字の組み合わせで作ってます。
  それから、いままでなかった「FontFace=Tahoma」という項目が増えてますね。
  これはフォントの指定です。他はデフォルトのフォントを使わせていたので省略してました。
  記号を作るにあたり、このフォントでいい感じにバランスが整ったので指定したわけです。
  そして[MeterUP]が稼働時間の表示です。

  以上で.iniファイルの説明は終了ですが、私の.iniファイルの書き方は日々変わっています。
  ここで取り上げたものは、説明してわかりやすいような、初期の単純な作りのものです。
  最新のスキンの.iniファイルも参考にしてください。



さて、だいたい流れはわかっていただけましたでしょうか? 基本的には同じことの繰り返しです。
(故に説明しようにも同じことの繰り返しになってしまうので、つい端折ってしまいましたが (^^;)

データを取得して取得して取得して、それらを表示させて表示させて表示させる‥‥。
そうやって一つ一つこつこつと積み重ねていくだけです。

画像や表示を切り替えたりグラフを表示したりするのは発展・応用になりますが、
ここまでをきちんと理解して他のスキンを参考にすれば、なんとなくわかると思います。

ということで、基本的な.iniファイルの説明はここまでとさせていただきます。


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