【雑談】 ルーツ

  • 2009年05月28日(木)

.iniファイルを書いててふと気がついた。こんなことをやっている自分のルーツに。
「ベーマガ」だったんだ。

ベーマガというのは昔刊行されていたパソコン雑誌(マイコンBASICマガジンの略)で、
読者が投稿したゲームなどのプログラムリストが誌面にぎっしり印刷されていました。
インターネットどころかCD-ROMもない時代、プログラムの配布は「紙」だったんです。

子供だった当時、そのプログラムを入力してゲームで遊んでいた時期がありました。
単純なBASICがほとんどだったんですが、ほんのわずかな打ち間違いでも動かないので
(コロンとセミコロンとかね。印刷されてる文字が小さいから見分けがつかないの何の)
何時間もリストと画面に向かい、必死になってやってました。

いくつかゲームを入力しては遊んでいるうち、だんだんとプログラムの意味が見えてきて
「ここをこう変えれば機体の残数が増えるんじゃないか?」などと手を加えるようになり、
「この構文はあってるはずだ。じゃあ動かないのはここが‥‥」とトライ&エラーもし、
そのままだったらプログラマとかゲーム関係の道に進んじゃってたかもしれないけど、
中学に上がるころにはぱったりとやめてしまいました。

でもそんな「血」は残っていたようで、大学生になったときにパソコンを買ってゲームを
するようになると、セーブデータを書き換えたりCGを描いたりゲーム中のイベントCGを
差し換えたり、まぁそんな、あんまり普通じゃない楽しみ方を普通にしていました。

そして社会人になってしばらくたつとそんなこともしなくなっていたのですが‥‥
なぜかまた、何時間も画面に向かって.iniファイルをいじっている自分がいるわけです。

これが「三つ子の魂百まで」ってヤツですかね (^^;