なんとなく。

  • 2006年06月11日(日)

「Luna +1」はけよりなドラマCDがまた出たから、つい作っちゃった次第 ヽ(´ー`)ノ
もしかしたらひょっとすると「+2」「+3」と増えていくかもしれませんw

そして先日晒したこれ↓はweb拍手でこっそり公開しました。

わざわざ立ち絵に足をつぎたしてまでいるから、バランスは悪いですね。
一応サイズちがいで小さい画像も入れてはあるので、欲しい人はどうぞ。

■D.C.II 〜ダ・カーポII〜
終わりました〜。クリア順は、ななか→杏→小恋→美夏→音姫→由夢‥‥と、
先にサブヒロイン4人をやっちゃったわけですが、全クリしたあとに気がついたことが一つ。
※ネタバレ反転
なんで4人のシナリオでは、桜が枯れても義之が消えないの?

ということで、いろいろ考察してみました。※超ネタバレ反転

まず、最後にさくらが現れた場所は過去のロンドン。そこで会った少女がさくらの祖母で、
さくらが手に持っていた不完全な枯れない桜を元に、最初の枯れない桜を完成させた。
そしてさくらは現代まで生き続けて、攻略対象キャラが誰もいない場所(学食や音楽室)で
ときどき見かけられた金髪の少女が彼女だったと。ここまではほぼまちがいないと思う。

では、なぜ一人でぼーっと彷徨い、義之と会っても何も反応しなかったのかというと、
記憶障害のままだったのではなく、さくらとしての「存在」ではなかったのではないか。

まず。過去に戻ったさくらが現代まで一人で生き続けるのは難しく、さくらが生まれると
同じ時空間に「同一の存在」が複数存在してしまい、何がどうなるかわからない。だから
過去に戻ったさくらは初代の枯れない桜と同化して眠っていたのではないのだろうか。

おそらく過去に飛んださくらの記憶障害は枯れない桜が完成した時点で解消されていて、
「よーし、未来に戻ったらぱぱっと完成させて義之君を復活させるぞ〜♪」てな具合に、
D.C.IIの自分が過去のロンドンに飛んで「同一の存在」がいなくなるまで、自分が存在しては
いけないと、そう事情を把握していたのではないかと。(でなければ義之が復活できない)

しかしD.C.IIのさくらが枯れない桜を間違った方法で咲かせたことで同化が解けてしまい、
「同一の存在」がまだいるので、さくらとしての存在に戻れず、意識も混濁していたと。
(だから義之は、髪が短いからだけではなく、「存在」としてさくらだと認識できなかった)

そしてD.C.IIのさくらが枯れない桜と同化して「同一の存在」が消失したことにより、
あとのさくらは徐々に自分としての存在を取り戻し、枯れない桜を完成させたと。
それが音姫&由夢シナリオの最後に咲いて、義之は復活して還ってこれたんじゃないかな。

いや、もしかしたら枯れない桜が咲いたから義之が復活したわけじゃなく、例えば過去
に飛んださくらが魔法使いとして成長したとか、枯れない桜と同化していたことで願い
を叶える同じ能力を持つようになったとか、実は枯れない桜の願いを叶える力はさくら
自身の力によるもので、さくらが義之を存在させることができるようになったのかも。
(この場合は最後に咲いてる桜は普通の桜)

で、他のシナリオで義之が完全に消えないのは、枯れない桜が枯れて義之が消える前に、
自分としての存在を取り戻したさくらがぱぱっと速攻で手を施したってのはどうかな?
これなら枯れない桜が枯れたままでも義之は消えずに済む。

でも逆に、音姫と由夢のときに時間がかかったのはなぜ? という疑問ができちゃうけど。

んー‥‥わかりにくい文章だねぇ (苦笑
とりあえず考えたのはこんなところかなー。

■追記
いやいやいや、まてまてまて。ひょっとしたら逆かも。※さらに超ネタバレ反転

さくらの祖母が、さくらを未来に戻すために、枯れない桜にさくらを同化させたのかも。
つまり、D.C.Iの枯れない桜が人の願いを叶えることができていたのは、
過去に飛んで願いを叶える魔法を使えるようになったさくらが同化していたから。

祖母は「願いを叶える枯れない桜」を作ったんじゃない。過去に飛んださくらを
願いを叶える魔法が使えるようにして、桜と同化させて未来に戻したんだよ。

しかし、えーと‥‥D.C.Iで桜が枯れたのは何でだったかなぁ‥‥いかん、忘れた。
とにかく、D.C.Iでさくらと枯れない桜のリンクが切れ、枯れない桜は普通の桜になり、
同化しているさくらは休眠状態になった。

それをD.C.IIのさくらが元に戻そうとしたけど、願いを叶える力は同化しているさくら自身
にあるから、桜だけで「枯れない桜」にしようとしても不完全なものにしかならなかった。

そして同化していたさくらが抜け落ちてしまい、D.C.IIでまだ未熟なさくらが、しかも
桜単体で願いを叶えられるものにしようとしたから、その力は暴走してしまったと。

だから、過去に飛んで現代に戻ってきたさくらは、目が覚めて自分の存在を取り戻せば
枯れない桜がなくても願いを叶えることができ、義之を復活させることができた。

枯れない桜に同化したD.C.IIのさくらを過去に飛ばしたのも、過去から戻ったさくら。
過去に飛んださくらと桜は「同一の存在」であるさくらがいないから個別の存在に戻れた。
過去に飛ばすのには、祖母の「存在」を座標としたのかもしれないね。

‥‥これでどうだろう?
しかしこうなってくると、戻ってきたさくらはとんでもない魔法使いだなぁ‥‥ (^^;

■さらに追記

そうか、だからさくらは成長しなかったんだ。

過去に飛んださくらは未来に戻るために桜と同化し、さくらとしては存在しないようにした。
しかしさくらが生まれ、まだ自我が確立していない幼児期は影響を受けなかったが、
成長するにつれ「同一の存在」として多少なりとも影響を受けてしまい、物心がついた
子供のときに体の成長が止まり、かつ、頭脳は天才的になった。っていうのはどう?

■そして最後の追記

わかったー!

まず4人のシナリオでは、枯れない桜が枯れる時期に、いろいろと問題が起きている。
どれも義之がいないとどうにもならないし、義之がいなくなれば4人は義之を忘れてしまう。
絶対に義之を消すわけにはいかない。それが彼女たちと義之が幸せになるための条件。
だからさくらは速攻で「義之の存在」という願いを叶えた。

しかし音姫と由夢は、おそらく魔法使いの血をひいているためだろう。
枯れない桜が枯れても義之のことは忘れない。たぶん何年経っても待ちつづける。
2人のシナリオでは最後に桜が咲くが、ここまで印象的に咲かせているのだから、
やはりこれは「枯れない桜」なのではないか。つまり、桜が咲き、それにさくらが魔法を
かけることで、完全な本当の「願いを叶える枯れない桜」を作ったのではないだろうか?

さくらは桜が咲く時期までじっと待ち、満を持して魔法を使って「枯れない桜」を作り、
その桜の願いを叶える力で音姫や由夢が求める「義之の存在」が実現されたのでは?

ひょっとしたらさくら自身は、「願いを叶える枯れない桜」か「義之の存在という願い」の
どちらかしか選べないのかもしれない。そしてできれば、「願いを叶える枯れない桜」を
作るほうを優先したかったのではないのかと思う。でなければ、音姫と由夢のときも
義之の存在を消さないように、先に願いを叶えてもいいことになってしまうからね。

うーん‥‥細かいところはさておき、だいたいこんな感じで納得できそうかな〜。